写真やイラストをキレイに発色して長持ち!
昇華転写プリントは、昇華型インクをで印刷した転写紙をタオル地に重ねて、高圧でプレスします。高温の熱と圧力によって気化したインクがタオルの繊維に入り込み、冷えるとインクが繊維内に定着します。インクジェットプリントよりキレイに発色し、色落ちせずに長持ちします。また版代なしで写真の他、文字やイラストもタオルに綺麗にフルカラープリントできます。
1.プリントデータを作成
昇華転写プリントは、プリントデータを作成するところから始まります。パソコンの専用ソフトで、お客様からいただいたプリントデータを専用の大型プリンターで出力される用紙サイズに配置していきます。印刷するタオルの枚数分、また異なるデザインも一枚の用紙に一体に印刷します。
2.大型プリンターで印刷
プリントするデータを専用の大判プリンターで転写紙に印刷します。プリントデータは反転して出力されます。彩度が低く印刷されますが、昇華転写する事により鮮やかな色になる特殊インクを使用しています。
<こだわり:綺麗にプリントできる特殊なインクで専用転写紙に印刷します。>
3.転写紙をカット
手作業で一枚ずつ丁寧に転写紙をタオルサイズにカットしていきます。同じデザインデータでもタオル枚数の転写紙が必要です。
4.プレス機にセット
高温でプレスする為、専用プレス機を温めておきます。プレス機に耐熱紙をひき、その上にタオルと転写紙をセットしていきます。さらに、プリントがずれないよう固定します。
<プロの技:タオルをゆがみなくセットする事が仕上りに大きく影響します。>
5.高温でプレス
プリント紙とタオルを挟み込んで、高温(180度)で圧力をかけてプレスします。ここで転写紙から特殊なインクがタオルに染み込んでいきます。
<こだわり:アイロンプリントとは異なり、特殊なインクをタオルに染み込ませて染めることで長期間美しいプリントを楽しめます。>
6.プリント面のチェック
転写紙等をタオルから取り、プリントにズレがないか、綺麗にプリントされているか等、一枚ずつ品質をチェックしていきます。
7.縫製
品質チェックが終わったタオルは、最後の工程にはいります。タオルの両端をヘムと言います。一枚一枚手作業で、このヘム部分にネームを挟んでミシンで縫っていきます。
8.出来上がり
出来あがったタオルは最終チェックを経て、一枚ずつOPPの透明袋に入れて、お客様のもとにお届けします。
<こだわり:全ての工程を愛媛県今治市にある自社工場で製作する事により、品質が安定します。>